ボコの病気について🙇♀️
ブログを再開して早1ヵ月が経ってしまいました。
なかなか、更新することも、そして皆様のところにお邪魔することもできずに、時間だけが経ってしまったような気がしております。
再開して2回目になる今回は、7月後半から体調を崩したボコの状態を記させていただきたいと思います。
私の記録としても残しておきたいので、長くなりますので飽きたらスルーしてくださいね。
7月
27、28日とタール便のような便が続いた。
翌29日には良い便に戻ったのだが、31日のお散歩時に血便になり、その便を持って受診する。
肛門より触診していただくが、出血点がわからず血液検査をすることになった。
その結果演習数値が高く、大腸炎が疑われた。
炎症を抑える薬と下痢止めの薬を注射。
そして、6日間の服薬が処方された。
翌8月1日には、注射が効いたのか普通便になり、2日からは落ち着いた状態に便が戻った。
8月4日に再診。
検便では特に出血がないが、善玉菌が少ないとの事。
ブスコパン、ディアバスターの注射をし、新たに整腸剤の処方が出た。
7月31日に処方された薬を飲み切り。服薬は中止とする。
この時点で便の状態は良好になった。
そして8月23日までは特変もなく元気に過ごしておりました。
8月
24日 珍しく嘔吐する。
便は普通便が2回出ている。
この日から、毎日嘔吐を繰り返すようになる。
食事もほとんど食べず、好きなものだけを少し口にするようになるが、食後5時間ほどても嘔吐することがあった。
27日に受診する。
ブスコパンとファモチジンの注射
整腸剤と制吐剤が処方される。
しかし、食欲は戻らず、嘔吐の回数が増えていく。
吐きたいけれども、吐けないような状態も1日のうちに数回見られる日もあった。
こんな状態ではあるが、元気は比較的あり、お散歩に行くと1時間余り歩いている。
29日、状態が落ち着かないので、血液検査とレントゲンを撮る。
この検査により、食道と肺の分岐点のところに影があり、おそらく食道がそのしこりによって細くなっているのが嘔吐の原因ではないか…と言う獣医師の話があった。
ただし、ちょうど分岐点にあたるので、食道なのか肺なのか、しこりができているところが確定できなかったため、
後日、バリウム検査をすることにした。
しかし、嘔吐の状況や、吐瀉物から他にも理由が考えられる可能性も残っている…と。
なかなか嘔吐の原因がわからない。
そして、食欲のほうも戻らず、フードをふやかしたものを通常量の4分の1摂取にとどまっていた。
食事に関しては、いろいろな缶詰、ウェットタイプのフード、チュール系統のものを取り寄せて試してみるが、なかなか思うように食べてくれない。
9月
今までは、未消化のものを応答していたのだが、9月の声を聞くと、噴水のように吐く「吐出」になった。
2日にバリウム検査を行う。
その結果、食道狭窄はなく、しこりのようなものは肺にあることがわかった。
大きさは約1.6㎝、悪性の可能性もあるが、1ヵ月後に再びレントゲンを撮って経過観察をすることになった。
よって、この時点でも吐出の原因はわからないままであった。
食後、5分もたたないうちに、噴水のように吐出した時は、5時間ほどあけて次の食事を与える… 、食事を口にして2時間ほど嘔吐や吐出がない場合は、3時間後に次の食事を与える…。
獣医師から、このような指示が出て、1日中食事を与えるタイミングを取る日々が続く。
もちろん、これは夜中でも変わりなく、とにかく、口から食物を取り入れられる限りは、無理のないように食事を与える事に。
既に、体重は1kg減少。
そして、食事量が少ないので、お腹がギュルギュルギルなっている事もあっても、排便は毎日する事はなくなり、便の状態も軟便が多くなった。
9日、受診時に前回のレントゲンの見直しを獣医師がしてくれた。
数年前から、膀胱結石が3つあるのだが、尿路欠席もレントゲンに映っており、腎盂腎不全の可能性が出てきた。
翌日には、腎臓の血液検査を。
炎症等の数値が悪い。
抗生剤、痛み止め等の注射をし、明日、本日の状態を比べて今後の治療方針を決めることになった。
10日、昨日の注射の内容がどのくらい効いているのか、血液検査を行った結果、あまり数値に変換がないことがわかり、治療方針を変えることになった。
11日、新たな点滴と注射により吐出が止まる。
2日おきの点滴と注射を続けていくことになった。
この日を起点に、変わった事は吐出が止まったと。
呼吸が荒くなったり…と新たな体調変化も見られた。
食事に関しては、フードは全く食べなくなってしまった。
この体調の変化を獣医師に伝えると、点滴の量を少し減らしてみると言う提案があり、ボコにちょうど良い薬の量をみきわめることとなる。
こんな状態ではあったが、お散歩に行くこともあり、歴博で仲良くなった柴犬の健ちゃんとは楽しそうに歩く姿を見せてくれた。
この頃から鶏ささみもあまり食べなくなり、おやつが主食になってきていた。
獣医師と相談しながら、とにかく食べられるものを食べさせる…と言う方針で、おやつ生活が始まった。
しかし、日替わりメニューではないが、今日食べたものを明日食べるか…と言うと、必ずしもそうでなく、その日に何を食べるのか、全くわからない状態が続き、おやつの種類も25種類と増えていった。
治療が続き、順調に見えたのだが、なんとなくぐずぐずする日々が多くなった感じがした。
そして、新たに、馬肉を取り寄せてみた。
馬肉…、気に入ったようでよく食べる。
この調子で、食べてくれるといいなぁ…と期待して10月を迎えた。
10月
3日、深夜から明け方まで落ち着かず、軟便が出たり嘔吐したり、呼吸が速くよく眠れない様子であった。
茨城の病院まで受診に行く予定であったが、いつものように車のケージに乗せていくのが無理な状態に思え、友人に連絡し乗せていってもらうことに…。
本当に、ありがたかった。
この日の検査では、肺のしこりの大きさは変わっていなかった。
エコー、血液検査、おしっこ検査…。
やはり、腎盂腎不の疑いが濃厚になった。
点滴と抗生剤、吐き気度目の注射をして帰宅。
この頃から、ポカリスエットを3倍ほどに薄めて水分補給とした。
そして、この日の夜、歩いていて、突然倒れてしまった。
呼吸音が荒く呼吸がとても早い。
四肢をばたつかせ、声を上げ始めたので救急で病院に行く。
病院に着いた時は、全く立てなくなっていた。
心臓と肺の音はとても綺麗であったが、熱が39度5分。
獣医師から、このまま様子を見ることに…と。
足は四肢とも力が入り押し返しもある。
神経からの影響で立てないのか、とにかく回復し歩ける可能性もあるが、このままの状態になることもあると…。
帰りの車の中で、うんちをしてしまった…。
こんな姿は初めてなので、私がしっかりしなくちゃ…と再度気持ちを立て直した。
翌日、主治医に見ていただく。
くたくたの状態のまま横になって点滴をする。
注射の時、痛かったようで反応していた。
獣医師が前向きな話をしてくださって、勇気をいただいた。
その日の午後、自分で自分の部屋に行って、水分補給ができた。
フラフラするが、自分で立とうとし、少しの手助けで立てるようになった。
立位の練習と歩行の練習ができるように、部屋の中にまっすぐに歩ける場所を確保した。
この日の夜、自分で起き上がり立位姿勢がプラスになる。
そして、歩行の練習を開始する。
翌日、あまり元気がなく心配ではあったが、夜になると自分で起きてよたよた歩き始める。
この日から、自立歩行がプラスになり、歩行の練習も無理のないように合わせて行っていくことにした。
獣医師から、お散歩に行く事は全く問題がない…とお話をいただいたので、大好きな歴博に行ってみた。
やはり、あまり歩かない…。
獣医師曰く、「犬は正直なので、歩きたくなければ歩かないですから、それも元気のバロメーターになる。」
こんなお話をいただいたので、お散歩に行ってどのような状況になるか…。
元気のバロメーターの1つとして見ていきたいと思った。
この頃は、毎日の受診。
獣医師から、食事、嘔吐、顔つき、元気…など、いつもと1つでも違った状態であれば、すぐに受診してください…とお話をいただいていた。
確かに、受診し点滴、注射をすると元気になる。
ボコも私も、獣医師に頑張れる力をいただいた。
このような状態が続き、現在に至っている。
結局、「腎盂腎不全」「慢性腎疾患」がボコを苦しめているのであるが、吐出や倒れたこととの因果関係ははっきりしない。
症状が、薬で抑えられている現実ではあるが、今の状態を継続できるのであれば、腎疾患の治療に力を注いでいきたいと思う。
食に関しては、鶏肉はすっかり飽きてしまい、豚肉と馬肉と牛肉、そしてウサギの肉が主食になっている。
今の1番のお気に入りは、牛肉のステーキ。
あと、レバーも大好き。
そして、日替わりで気に入ったおやつ。
受診は、ボコの状態を見て2日に1回ないし、3日に1回に落ち着いてきている。
1番体調が底にあったときに比べると、ずいぶん回復してきたと思う。
ただ、まだ油断はできない状態ではある。
11月に入り、満身創痍ではあるが、少しずつ体重も増え、4.35kgまで減少した体重も、5kgまで回復した。
食事は相変わらずではあるが、2回は必ずお肉を食べてくれている。
嘔吐する事はなく、時々本当に時々であるが、気持ちが悪くなるような様子が伺えるだけになっている。
最近になり、マグロのお刺身や鯛のお刺身の焼いたものを食べてくれたり、白身魚も口にするようになってきた。
その他には、カステラ、卵、白米…。
時々だけど、このようなものも口にしている。
面白いことに、カステラは銘柄指定。
そうそう、アイスクリームもハーゲンダッツのバニラがお好み。
毎日、工夫をしながら、食事を考える日々が続いている。
食事のヒントをくださったのは、獣医師だけでなく、大切なお友達の情報もあった。
とにかく、今は治療と食事、そしてお散歩。
どうにか、1日のリズムを少しずつ確保できるようになってきた。
すごく長くなってしまったが、こんな戦いをボコはしてきました。
そしてそれは今も継続中。
この間、たくさんの人に応援をいただいて、背中を押していただきました。
その事は、決して忘れる事はありません。
これからも、その事に報いられるように、頑張って治療していきます。
今日も最後までお付き合い、ありがとうございました。
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