ボコのホンワカ日記

~愛犬ボコとのおしゃべり~
愛犬ビションフリ-ゼのボコと、飼い主とまとの物語

ずっと一緒に!

 今日は風が強いので、お散歩はもう少し後で行くことにします。


さて、私の宝物のボコは2008年10月23日が誕生日です。

現在、7歳7ヶ月になります。


 とてもおっとりとした性格で、のんびりしています。

殆ど無駄吠えはしないのですが、山に現れる狸やウロウロしている猫ニャンには吠えてご挨拶をしているようなので、笑っちゃいます。

ワンコも大好きで、自分よりはるかに大きいお友達にも平気でご挨拶しに行きます。

Friendlyですが、相手から積極的にクンクンされると逃げる...というマイペースワンコです。

シニアになりつつある年齢ですが、一つの事を抜かせば元気一杯です。

その一つの事というのはお目目の病気です。

これから、ボコと私のお目目の病気とのたたかいと、私の葛藤を書かせて頂きます。


 始まりは5歳の誕生日を過ぎた頃でした。

最初は、左目の麦粒腫でした。なかなか完治せず、3日に一度の通院をしました。

点眼薬、飲み薬、時には注射の治療を受け、ようやく落ち着いたと思った矢先、今度は季節の変わり目に起こる、充血、瞼の爛れ、診断結果はアレルギーとの事。

原因不明のアレルギーとのたたかいが始まりました。

点眼薬を中心に、食事制限等、色々な治療を施しました。

それでも、完治には至らず、季節の変わり目になると、病院通いが続きました。

そして、核硬化症をも発症してしまいました。

その度、薬の副作用を心配しながらも、成す統べがない状況に、早く良くなるように祈るだけの時間を過ごしました。

それまでお世話になったDr.も熱心な方だったのですが、評判のDr.が開業されていると聞き、思いきって転院をしました。

そして、検査の結果、涙量が少ないドライアイと診断され、点眼薬での治療が始まりました。時おり、充血する症状はでるものの、かなり落ち着きました。通院も数ヶ月に一度になり、私もホットしました。もう、大丈夫かな...と。

でも、そう思ったのもつかの間でした。


 それは本当に突然でした。ちょうど2ヶ月前の3月7日、白内障と診断されたのです。

お散歩に行って、何時もジャンプする場所でジャンプしない、車止めに何となく寄って行く...ちょっと気になっての受診の結果でした。

自分を責めました。白内障は、突然、発症する病気ではないはず...どうして気がついてあげられなかったのかしら!受診が続いていた頃にすこしでも症状があったのに見逃していたのではないの?飼い主失格...という思いで、ボコに申し訳ない気持ちと後悔で、心がパンクしそうでした。

隣に居るボコを見ては泣いていました。私の所に来なければ、私が飼い主でなければ、白内障にならなかったのではないか...。そんな飼い主の顔を覗き込んでいるボコ。

Dr.は「見えにくですが全く見ないわけではありませんよ」とおっしゃっていましたが、

「見える?」と聞いても言葉で答えてくれるはずもなく、ギュッと抱きしめる事しかできず、情けない飼い主でした。

 それから、白内障の事を調べる日々が始まりました。Dr.にも何回も質問しました。

手術を受けさせるべきか、点眼薬での進行抑制にするのか、悩みました。

一人で抱え切れなくなり、色々な方々に話を聞いて頂きました。

それでも結論が出せなくて...。

手術を受けさせて期待通りの結果が得られなかったら、痛い思いをさせるだけ。

でも、まだ7歳なのに、このままでいいの?本当に悩みました。

辛い日々でした。

そして、気がつきました。自分のだした治療方法を満足したいだけで、ボコはどうなんだろうか...という事を。

飼い主のエゴではなく、ボコがこの先、元気に生きて行ける道を考えようと。


 私は、手術は受けず点眼薬で進行を抑える方法を選びました。

未体験の公園に行き、どのくらい歩けるのか?

慣れているお散歩コースでの行動の変化はどのくらいあるのか?

室内での行動範囲の変化はどのくらいあるのか? 等、ボコの状態をできるだけ観察し、この先、もし、もっと見えなくなった時に、私がどう手助けしていけば良いのか...ボコの状態と共に、そのことも自分なりに確認し、ボコと目の代わりになる、ボコと一緒に生きて行こう...と決めたのです。

そうして、自分で納得をして、手術を受けない事を選んだのです。

もう、後悔はしません。前に進むだけです。


 今回の事では、沢山の励ましを頂きました。

意気地なしの私に、色々とアドバイスしてくださった元のオーナーさん、トリマーのこずえさん、ブログで励ましてくれた「ぼっちゃん かあちゃん」さん、心配と励ましと、そして主治医に話を聞いてくれて背中を押してくれたボンママさん、私の質問責めにも嫌な顔をせず、優しく答えてくれたボコの主治医のDr.。

何時もお邪魔するDOG  DEPTの皆さん。

感謝しています。本当にありがとうございました。


 今、ボコは一日に5回、点眼薬をさしています。

そして、ドライアイの点眼薬と、充血を抑える軟膏を付着する毎日です。

点眼薬セットです。

約束通り、お散歩に行ってきました。

強風の日は、目がシバシバしてしまうので、お散歩には出かけられないのです。つまんない(≧ω≦)

 今回の経験は辛いものもありました。

でも、今はボコとの絆が更に強くなった気がします。

私の所に来てくれてありがとうね。ボコ♪

これからも、楽しい事を沢山経験し、何時までも元気に過ごして行きたいと思っています。ワンコ友達とも、今まで以上に遊んでもらおうね。


 無理せず、ボコと私のペースで、生きていきます。

 ずっと一緒に!